結論
- Windows環境の場合 → VirtualBox を使う
- Macの場合 → VMWare Fusion を使う
- VMWare Workstation はサウンド再生時に音割れが発生するため、サウンドを使わない検証用途以外では避けるのが無難
同様の音割れ報告はRedditにもあり、sound.virtualDev = "es1371" への変更や仮想ハードウェアバージョンを下げる(Ver 8)対処を試しても解消しませんでした。VMWare Fusion・VirtualBoxでは同じ仮想マシンイメージ(または新規構築)で問題なく音が再生されたため、原因はVMWare Workstation側にあると判断しています(根本原因の追及はせず)。
背景
古いWindows(x86 32bit)向けのゲームを動かしたくなったものの、現行の64bit Windowsでは実行できないため、仮想環境の構築を検討しました。
手順
1. 仮想環境ソフトの選定と初期構築
- 最初にVMWare Workstationを選択し、環境構築を開始
2. OSの選定でつまずく
- Windows 98 → DOSが必要で断念
- Windows 2000 → グラフィックドライバが無く断念
- Windows XP を採用(ただしアクティベーションが必要で、未認証だと30日で使用不可になる制約あり)
3. Windows XPのアクティベーションを回避する
ネット接続さえできれば回避可能でした。参考にした手順は以下の通りです。
- IEを導入する
- 証明書を導入する
- Windows Update(WLUpdate)を参照させる
具体的には以下のファイルをダウンロードして適用しました。
IE8-WindowsXP-x86-JPN.exerootsupd202505.wluwlupdate17.cab
これでライセンス認証済みの状態で起動できるようになりました。
4. 音割れ問題が発覚
- OSは正常に起動したが、起動音・Beep音を含めすべてのサウンドが音割れする
- VMWare Workstationでの同様の音割れ報告あり(Reddit)
- 対処として試したが効果なし:
- サウンドデバイスを
es1371に変更 - 仮想ハードウェアバージョンをVer 8まで降格
- サウンドデバイスを
5. 別環境での検証
原因の切り分けのため、同じ仮想マシン一式を別環境に移して検証しました。
MacBook + VMWare Fusion
- 仮想環境一式をUSBメモリ経由でMacBookへ転送
- そのまま起動 → 音割れなし、正常動作
Windows + VirtualBox
- 既存の仮想ディスク・ファイルはそのまま流用できなかったため、OSを新規インストールしてアクティベーションからやり直し
- 起動・サウンド再生ともに問題なし
6. 結論の確定
以上の検証から、音割れの原因はOSイメージではなくVMWare Workstation自体にあると判明。ゲーム用途ではVMWare Workstationを避ける方針としました。
補足
- 超古いSystem 6世代までの動作は確認済み
- 今後DirectXまわりが課題になりそうですが、今回はここまで
検証環境バージョン
| ソフト | バージョン |
|---|---|
| VMware Workstation Pro | 26H1u1 26.0.1.25688693 |
| VirtualBox | 7.2.18 r175117 (Qt6.8.0 on Windows) |
| VMWare Fusion Player | 26H1u1 (25689522) |