How to Gitlab バックアップ保存先を変更する話

バックアップの保存先ってデフォルトでは、/var/opt/gitlab/backupsとちょっと深い部分なので好きな場所へと変更します。
今回は、RAIDドライブのバックアップディレクトリ(/mnt/raid/backups/gitlab)へと変更させます

特によく使うわけではないのでメモ程度です

保存先の変更内容

default(/var/opt/gitlab/backups) -> /mnt/raid/backups/gitlab

設定は定義ファイル (/etc/gitlab/gitlab.rb)にて変更させます。
backup_pathはデフォルトで書いていますので変更内容を書いてコメントを外せばOKです

# gitlab_rails['backup_path'] = "/var/opt/gitlab/backups"
gitlab_rails['backup_path'] = "/mnt/raid/backups/gitlab"

これでOKです。

必ず、reconfigureにて変更を適用しましょう

gitlab-ctl reconfigure

バックアップを作成します

gitlab-backup create

これで、バックアップ先を変更できました。

おまけ

自動バックアップスクリプト

cronには以下を書いています

毎日 4:00にバックアップです。

0 4 * * * /usr/local/bin/gitlab_backup

/usr/local/bin/gitlab_backupの内容

gitlab-ctl stop unicorn
gitlab-ctl stop puma
gitlab-ctl stop sidekiq

gitlab-rake gitlab:backup:create CRON=1

gitlab-ctl start unicorn
gitlab-ctl start puma
gitlab-ctl start sidekiq

単純でしょ。

バックアップの保存期間

バックアップの保存期間を指定しないとずーっと保存されていきますのである程度で賞味期限を切っておきます。
私の環境では1週間の保存期間にしています
業務で使うならもう少し長くしておくと良いでしょう… 3ヶ月とか…

保存期間は設定ファイル(gitlab.rb)に1週間(604800s)と定義します

gitlab_rails['backup_keep_time'] = 604800

必ず、reconfigureにて適用させます

gitlab-ctl reconfigure

バックアップを走らせると1週間以上経過したファイルは削除されていきます